りきすいの郷(さと)

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大雨災害

こんばんは。りきすいです。

俺は広島県呉市というところに住んでいるのだけれど、今回の西日本を襲った大雨による災害を被ってしまった。

大雨の影響により各地で洪水や土砂崩れの発生、そこから送水管の断裂による断水や停電が広島県の各地で起こっている。

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各地の土砂崩れによって通行止めとなっている道も多く、呉市陸の孤島と化した等と揶揄される始末である。

俺の住んでいる地区も断水したけれど、幸い電気は通っているためまだマシな方なのだろう。ただ、場所によっては断水&停電のダブルパンチを食らっている方々も少なくはなく、友人も数名ほど町や地区単位で土砂災害に挟まれており、物資の確保もままならない中、脱出すらできない状況が続いている。俺の状況と比べるとその不安の度合いは計り知れない。

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7年前の東日本大震災をはじめとして「災害」というものをニュースなどで見たとき、正直どこか遠い世界の話だと感じていたのも事実である。しかし見知った道が崩落したり見知った町が溢れる水や土砂に飲まれる光景を見てしまった今となっては、被災者の方々が途方もない絶望に襲われていたのだということは、想像に難くない。

 

今日は、川尻という地域に閉じ込められている友人の元へ救援物資を届けに行ったが、閉じ込められている地域の友人すべてに助けの手を出すことができるわけではない。それがたまらなく悔しい。

俺は動ける。少ないながらも自分以外の人に分けられる物資もある。にもかかわらず、行くことすら叶わない地域の応援はできないのだ。ぬくぬくとした場所からただ無事を祈るだけ。この無力感は耐え難い。

 

物資の備蓄がある間は良い。けれど、備蓄が底を尽き始めた頃が勝負だ。そんな中で自分だけではなく、周りの人間を守ることができるか、正直自信はない。けれど、自分の目に映る世界だけでも、守るために動ける人間でありたい。

 

広島県以外にも甚大な被害を受けている方々は多い。どうしようもない状況に置かれ、成す術も無く途方に暮れていることと思う。

けれど、それでもどうか生きるのを諦めないでくれ。闘おう。