りきすいの郷(さと)

テキスト系の記事とか、ネタ系の記事とか書きます。

叫び

※本記事は「世間知らずで社会をナメきっている若造が、その無知さ故、ちっぽけな主観と足りない想像力を以って愚かにも好き勝手なことを書く」といったものとなっております。中には、それちがうよ?というような内容もあろうかと思いますが、その際にはどうか寛大な御心で「それちがうよ?」と御指摘いただければ幸いです。指摘されて伸びるタイプです。ただ、決して力強く批判したりなど致しませぬよう御留意ください。何せ非常にナイーブ且つデリケートな生き物ですので、少しでも怒られてしまうとそのまま土に潜ったまま化石になり、100万年の時を経て発掘という形で地上に引きずり出された挙句、博物館に展示されてしまう可能性が非常に高いです。意志の薄い筆者にも嫌なことはありますので、どうか温かい目で見守ってくださいますよう、厚く御願い申し上げます。季節の変わり目で体調管理が難しい時期です。風邪など引かれませぬようどうか御自愛ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

便利な時代になった。

 

そう感じたことはあるだろうか。

実を言うと、僕にはあまりその実感が無い。

この世に生を受けて、かれこれ24年が経つわけだけれど、果たして便利さを享受できているかと言えば、胸を張って謳歌しているとは言い難いものだ。

そう言うと、苦労が大好きな過去の栄光と見栄に縛られた老害共がしゃしゃり出てきて

「たかだか24年くらいじゃあ何もわからなくて当然だ。もっと苦労することだな!」

みたいなことをぬかしてくる。は?

貴様等のように盲目的に買ってでも苦労さえすれば良しとされていたような暇な時代を生きてきた連中には、便利が故の苦労というものがわかっていないらしい。

 

たしかに、便利な時代になったのだろう。

インターネットが爆発的に普及し、それまでこなしていた作業にかかる時間が大幅に短縮された。わかりやすく言えば、モノを購入する際、自ら足を運んでお店に買いに行って店頭で探し、場合によっては置いてない商品はまた別の店へと探しに行き、そうしてようやく見つけてレジへ並んで購入した商品を再び自らの足で運ぶ。そうした一連の動作が現在では、スマートフォンを数回タップするだけで済むようになった。ひょっとするとフリック操作も必要になるかもしれないが、そんなものはあっても無くても変わらない。購入した商品は家で何か他のことをしていれば運送屋さんが届けてくれる。つまり、浮いた時間を他の作業にあてることができるわけだ。

以上のようなことから、人1人がこなせるタスクの量は確実に増え、それにかかるリソース量は確実に減少していると言えるだろう。別に買い物に限った話ではない。何かを行うために出力できる速度が、音速をもぶち抜く勢いで上昇している。今の世の中に蔓延する極端な疾走感にはこういう理由もあるのだ。

暮らしが便利になるというのは、非常に良いことだ。それは紛れも無い事実なのだろう。

 

だが、"労働"という状況下においてはこの限りではないのではないか?

先にも述べたが、人1人がこなせるタスク量は昔に比べれば確実に増えている。生産性において人1人あたりの単価が上がっているのだ。機械や道具を使いこなせるようになれば単価はまだまだ上がる。素晴らしいことじゃないか。

けれど、若い世代の賃金は昔と比べると増えるどころかむしろ減少の一途をたどっていると聞くではないか。物価は逆に上昇しているので、カタログスペック以上の賃金カットを世の中では実施されている。生産性は向上しているのに、だ。

にもかかわらず、2018年にもなって未だにパソコンすらろくに使いこなせず、「どうせわからないから使い方を聞いても覚える気の無い」老害どもの方が大抵給料は高い。

もちろん、パソコンを使えるかどうかだけが給料の判断基準では無い。勤続年数を長く重ね、その分だけ社会に貢献してきた人間の方が、若く元気なだけが取り柄の雑魚よりも給料が高いことは頭では理解できるし、今後の自分の保身の為にもそうであって欲しいとは思う。でも、だからって納得はできない。

一体あと何回ひな形ファイルを"上書き保存"すれば気が済む?その度に人知れず作り直すこと数回。うんざりした結果個人フォルダへひな形を複製し、上書き保存がされる度に再びデスクトップ上に保存されているひな形ファイルへ上書きコピーをする。無駄動作は無くすべきであって効率化するものではない。

そのくせ頻繁に元のひな形ファイルを更新しやがるので、その度に個人フォルダのひな形も更新しなければならない。完全なる無駄。完全な無。無。

ちなみに"ひな形ファイル専用フォルダ"を作るつもりはない。ファイルが消えた!と喚き立てる輩がいるからだ。そんな奴らに一々ファイルの場所と探し方を教えてやる時間も無駄だ。事件は繰り返されるからである。

ここ最近ではパソコンの操作について尋ねられても「あー、それ僕でもわかんないっすねー」などとトボけるスキルも身に付けたが、それはそれで元・商業高校生のプライドが傷付くし、何せ他に回答を出せる人間が同じ職場におらず、上司や先輩がこぞって

「どうしよう…」「本社に確認してみようか」

「それでもわからなかったらお手上げだな!」

などと言ったりする。いや、一回ググれよ。

仕方なくネットで調べた体を装って10秒くらいで解決してやるのだが、その度に「いやー、さすがはりきすい君だ!これからも頼むよ!」などと言ってくる。いや、頼むなよ。おめえらもやってくれよ!これ以上俺のリソースを奪うな!頼むから!

 

組織において固有スキルを持つことの有用性は良く理解しているつもりだし、褒められればまんざらでもない。しかし、僕自身も決してパソコンに詳しいわけではないので、正直その程度の知識で完全に慢心してしまえる自分を恥ずかしく思う。違う環境へ置かれればクソほどの役にも立たないというのに。

 

 

話は逸れてしまった気がするが、結局のところ何を伝えたいのかというと、

 

 

 

 

 

 

給料!

給料を上げてくれ!

俺はお金がだーいすきなんだ!!

まじで!賃金!!

お賃金もらうことだけが生き甲斐だからさあ!!

もっともっとお賃金がほしいの!!!!

あと不当なサービス労働は無くそう!

ほら、現実的に難しかってもさあ、一旦無くしてみよ?

やってみなくっちゃわかんないからさ、その重い腰を上げて一旦やってみよ?ほんとに一旦で良いからさ!ダメだったらダメでも良いからさ!!

頼むよ!ね?

 

 

お金、ください。