よくあるブログ

なんかこう、よくあるやつ

ある日の夢の話

夢の世界。

それは、良くも悪くも自制の利かない世界。

理不尽な状況に置かれ、どのように願おうともその不条理から逃れる術はない。

夢の世界に降り立つと同時に、自分もその世界の登場人物となるのだから・・・

 

 

 

 

その日の夢では、特に変わった様子はなかった。

普通に仕事とかしてたり、友達と遊んだり、日常を送っていた。

ただ、ずっとおしっこが出そうだった。

 

何をしていても膀胱に感じる無尽蔵の尿意。

尽きることのない"それ"は、僕の思考をみるみる侵食していく。

耐えきれなくなり、トイレへと向かい力いっぱいの放尿。

我慢していた分、出てくる勢い・量・濃さのなんたることか。

何とも言えない解放感を感じるのも束の間、すぐさま僕の膀胱に再尿意が。

とても信じがたいことだが、膀胱を圧迫する尿意を感じながらも、僕がどれだけ念じてもおしっこが出ない。

それどころか、おしっこは出ないのに膀胱のプレッシャーは収まるどころかどんどん膨らんで行く。

 

どうしてこんな目に遭っているんだろう

 

僕は涙を浮かべながら、膀胱のプレッシャーを抑え込んでいる。

なぜ今すぐにでも解き放つことができないのだろう。

どうして、人はこんなにも無力なんだろう。

 

答えは出ない。

おしっこも出ない。

 

僕はただ、過ぎゆく時間を独り闘い続けた。