りきすいの郷(さと)

テキスト系の記事とか、ネタ系の記事とか書きます。

テキスト系

忌々しき門番

今日も、"奴"がいる…。 俺は仕事柄、かなり多くのお客様のもとを定期的に訪問している。その数約400。 様々な客がいる。本当に様々な、な。 饒舌な客もいれば、寡黙な客もいる。 整った顔立ちの客もいれば、不細工な客もいる。 それぞれに対応の仕方を変える…

今日は気分が良い。何故かと問われても理由なんてない。そんな日だってあるだろ? 無駄 - 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。 僕は「無駄」が嫌いだ。 生きていると無駄なことというのはよくあるが、なるべくなら無…

人生の選択

学生時代、何の部活してた? っていうのは、社会に出ると死ぬまで付きまとってくる話題である。出会って間もない頃の人間関係を築いて行く上で定型句として広く使い古されていて、社会に出て間もない新社会人がまず出くわすのがこの質問であり、あんまりにも…

高機能電卓の話

電卓。社会人の必需品である。 ちょっとした計算をパパッと済ませることができ、非常に便利だ。 だいたいどこの家庭にも2〜3台くらいは電卓があるし、私たちが普段使っている携帯電話にも標準装備されている機能なので、電卓を使ったことがないなんて人はま…

お前、そら豆みてえなにおいがするな

人は、自分の発するにおいに鈍感なものだ。 若くからタバコを大量に吸い続けてきたおっさんの口は信じられないほど臭いが、奴らがそれに気付くことはない。 かく言う私も、高校時代は日々の歯磨きを雑に済ませており、晩飯にニンニクたっぷりのメニューを平…

バカにしやがって

俺は、混合水栓が嫌いだ。 おっと、勘違いしないでくれ。俺は混合水栓とくれば何でもかんでも否定するような人間じゃあない。 そんな水栓差別主義者とは違う。それは暴力だから…。 サーモミキシング型は、出だしこそ冷たい水が出るが時間が経てば指示通りの…

奇跡のシルエット

貴方は、奇跡を、信じるだろうか…? 当時の僕は、高校を卒業後すぐに就職した会社を1年と3ヶ月で辞め、ろくに就活やバイトすらもせずに遊び歩いていた。 遊び歩いていた。 とは言ったものの、当時の僕の遊びというのは仲間内で決まった場所に集まって、各々…

いつか、恩返しを…

私には、尊敬している上司がいる。 とてもお世話になっている上司だ。 以前同じ係で仕事をしており、彼が春に栄転を果たしてから部署こそ変わりはしたが、同じ社内で何かと気にかけてくれている。 こう言ってはなんだが、彼は仕事ができるタイプではない。決…

おしっこのにおい

おしっこってあるじゃん? 人類に課せられた許されざる罪への免罪符。 おしっこのニオイの元って、アンモニアだとか硫化水素だとかカンピロバクターだとかなんだとか色々あったりなかったりって噂の域を出ないんだけど、やっぱり直前に口にしたもののニオイ…

トラウマ

小学生の時分。 たしか、2年生だったように思う。 その日は母親と夕食の買い物に出かけていた。 学校という閉鎖的な空間で勉学という洗脳を受け、帰宅した私は家でひたすらテレビゲームをしていた。 狂ったようにゲームをしていた。 当時、2001年という時代…

革命

私は、常々この世界はつまらないものだと感じている。 どのような思想を持っていようとも、私たちは集合体の中の"個"でしかないのだ。 この集合体から飛び出そうものなら、集合体の意思によりたちまち抑え込まれてしまうだろう。 出る杭は打たれる、というや…

ある日の夢の話

夢の世界。 それは、良くも悪くも自制の利かない世界。 理不尽な状況に置かれ、どのように願おうともその不条理から逃れる術はない。 夢の世界に降り立つと同時に、自分もその世界の登場人物となるのだから・・・ その日の夢では、特に変わった様子はなかっ…

鼻血

鼻血、出してますか? 僕は出してます。だいたい月3くらい。 鼻血って、出てる時のバカ感が、こう、何とも言えないんですよね。 読者様におかれましては、いきなり薄汚いゴミカスゲボ野郎の鼻血ヅラを見せつけられて「なんだなんだ?????」と困惑してい…

胃もたれした

その日、僕はバイクで2つ隣の市まで来ていた。 当時無職だった僕は、特に仕事を探したりなどせず毎日ふらふらと遊んでいたのだが、移動手段はパンクした自転車のみという悲惨なものだった。 親父が乗らなくなった125ccのバイクを譲ってくれるというので、自…